※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品・口座開設を推奨または否定するものではありません。投資には元本割れ等のリスクがあり、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。情報は2026年7月時点のものです。
【この記事の結論】
- 同じ月3万円でも、貯金と投資(年5%想定)では、10年後で約100万円、20年後で約500万円の差がつく試算になる
- 差が大きく開くのは後半。複利は時間を味方につけるほど効くため、早く始めるほど有利になりやすい
- ただし投資は元本保証がなく、値動きもある。生活防衛資金は貯金で確保し、余裕資金で投資するのが基本
投資・お金の勉強をどこから始めるか迷っている方はこちら →投資初心者ロードマップ|マネー塾でまず読むべき記事
「投資はちょっと怖いから、とりあえず貯金でいいや」——その気持ちはよく分かります。ただ、同じ金額を積み立てても、貯金のままか投資に回すかで、時間が経つほど差が広がっていきます。この記事では、毎月3万円を「貯金」した場合と「投資」した場合で、10年後・20年後にどれだけ差がつくのかを、グラフで具体的に見ていきます。
mochi
貯金が悪いわけじゃないんだ。ただ、同じ金額でも置き場所を変えるだけで、10年後の景色がけっこう変わるんだよ。
この記事を読めば、貯金と投資の差がどれくらいの大きさで、なぜ後半に開くのかが分かり、自分が今から何をすべきか判断しやすくなります。
毎月3万円、貯金と投資で10年後・20年後にいくら差がつく?
さっそく結論です。毎月3万円を積み立て、貯金(年0.2%)と投資(年5%想定)で運用した場合の評価額の推移が、下のグラフです。
※イメージ図。投資は年率5%、貯金は年率0.2%で毎月3万円を積み立てたと仮定した概算(税・手数料等は考慮せず)。積立元本は10年後360万円・20年後720万円。年率は一定と仮定した試算で、将来の運用成果を保証するものではありません。
数字で見ると、差はこうなります。10年後は投資468万円に対して貯金364万円で、差は約100万円。20年後は投資1,238万円に対して貯金735万円で、差は約500万円まで広がります。積み立てた元本は同じ(10年で360万円、20年で720万円)なのに、置き場所が違うだけでこれだけ変わる、というのがポイントです。
なぜ差は「後半」に大きく開くのか
グラフをよく見ると、最初の5年ほどは貯金と投資の差はわずかです。差がはっきり開くのは10年を過ぎたあたりから。これは複利の効果によるものです。
複利とは、増えた利益がさらに利益を生む仕組みです。投資で得た利益を再投資することで、雪だるま式に増えていきます。最初は小さな差でも、利益が利益を生むサイクルが繰り返されると、時間が経つほど加速度的に差が広がります。逆にいえば、複利は「時間」を味方につけるほど強力になるということです。だからこそ、早く始めるほど有利になりやすいのです。複利の仕組みは複利シミュレーターで、自分の金額・年数でも試せます。
「何もしない」ことにもリスクがある
「投資は元本割れが怖い」という不安はもっともです。ただ、貯金だけを続けることにも、見落とされがちなリスクがあります。それがインフレ(物価上昇)です。
モノの値段が上がると、同じ金額で買えるものが減ります。つまり、貯金の額面が変わらなくても、お金の「実質的な価値」は目減りしていきます。近年は物価が上がっているのに、預金金利はごくわずか。この状態が続くと、貯金だけでは資産価値を守りにくくなります。「何もしない=安全」ではなく、「何もしないことのリスク」もある、という視点が大切です。詳しくはインフレとお金の関係もあわせてどうぞ。
それでも貯金が必要な理由|投資と貯金は役割が違う
ここまで投資の話をしてきましたが、「貯金はいらない」という意味ではありません。むしろ、貯金にしかできない大事な役割があります。
- 生活防衛資金は貯金で:病気・失業・急な出費に備えるお金は、値動きのない貯金で確保する。目安は生活費の3〜6ヶ月分
- 近い将来に使うお金も貯金で:数年以内に使う予定のあるお金(教育費・住宅頭金など)は、値動きのある投資には向かない
- 余裕資金を投資に:当面使わないお金を、長期の投資に回す。これが基本の考え方
投資と貯金は、どちらが良い・悪いではなく、役割が違います。守りは貯金、増やすは投資。この使い分けができれば、投資の値動きにも落ち着いて向き合えます。順番の考え方は資産形成の正しい順番で整理しています。
mochiも「やらなかった時間」を後悔している
mochi自身、投資を本格的に始めたのは30代に入ってからでした。それ以前は「投資は怖い」「もう少しお金が貯まってから」と思って、ずっと貯金だけを続けていました。でも今振り返ると、もっと早く、少額でも始めていればよかったと感じています。
複利は時間を味方につけるほど効くので、「始めなかった数年」はあとから取り戻せません。もちろん、過去は変えられないので、大事なのは「今日がいちばん若い日」と考えて、今から動くことです。mochiが旧NISAからコツコツ続けてきた実際の運用実績は運用実績の記事で公開しているので、リアルな数字の参考にしてください。
よくある質問
Q. 年5%で増える前提になっていますが、本当にそんなに増えますか?
年5%はあくまで試算のための仮定で、将来を保証するものではありません。全世界株式などのインデックス投資の過去の平均リターンを参考にした数字ですが、実際には年によって上下し、元本割れする年もあります。あくまで「長期で続けた場合の目安」として捉えてください。
Q. 月3万円も出せません。少額でも意味はありますか?
あります。金額が半分なら結果も概ね半分になりますが、複利が効く仕組みは同じです。月1,000円や5,000円からでも、早く始めて長く続けることに意味があります。無理のない金額から始めるのがおすすめです。
Q. 今からでも遅くないですか?
遅くありません。たしかに複利は早く始めるほど有利ですが、それは「今から始める人」にとっても同じで、今日がいちばん若い日です。10年後の自分にとっては、今日始めた分がしっかり効いてきます。
まとめ:置き場所を変えるだけで、未来は変わる
- 同じ月3万円でも、貯金と投資(年5%想定)では10年後で約100万円、20年後で約500万円の差がつく試算
- 差が大きく開くのは後半。複利は時間を味方につけるほど効く
- 貯金だけでもインフレで実質価値が目減りするリスクがある
- 生活防衛資金や近く使うお金は貯金、余裕資金を投資に、と役割で使い分ける
- 複利は早く始めるほど有利。今日がいちばん若い日
投資と貯金は、どちらかが正解というものではありません。ただ、「怖いから」と何もしないままでいると、知らないうちに機会を逃してしまうこともあります。まずは仕組みを知り、生活防衛資金を確保したうえで、余裕資金から少額で始めてみる。その一歩が、10年後・20年後の自分を助けてくれます。
mochi
守りは貯金、増やすは投資。両方うまく使い分けて、無理なく続けていこう。
この記事を書いた人
mochi|大学時代にお金・投資に興味を持ち、ポイ活やFXで挫折。結婚を機に「本気で将来のお金と向き合おう」と一念発起し、変額保険を通じて投資信託と出会う。その後ネット証券で低コストのインデックスファンドと出会い、旧NISAを活用した本格的な長期投資をスタート。現在は新NISAも活用しながら、コツコツ資産形成中。「若い頃の自分に教えてあげたかった」という思いから、初心者にもわかりやすいお金・投資の情報を発信中。
※本記事は情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。



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