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【この記事の結論】
- 会社員は年収がほぼ確定しているのに対し、個人事業主は所得が年末まで動くため、限度額の計算そのものが「見込み」にならざるを得ない
- 上限を超えて寄付した分は住民税・所得税から控除されず、単なる寄付(自己負担)になる。個人事業主は上限を保守的に見積もっておく方が安全
- 2026年10月からの返礼品ルール改正を踏まえると、今年は例年より早めに寄付を済ませておきたい事情もある
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ふるさと納税の限度額シミュレーターは、年収を入れればすぐ計算できるようになっています。ただしこれは前提として「年収がほぼ確定している会社員」向けの話です。個人事業主の場合、所得が年末近くまで動くため、同じようにシミュレーターに数字を入れても、その数字自体がまだ仮のものでしかありません。
会社員と何が違うのか
会社員の場合、その年の給与収入は年末調整の時点でほぼ固まっています。限度額シミュレーターに源泉徴収票の数字を入れれば、実態に近い上限額が出てきます。
個人事業主はそうはいきません。所得は売上から経費を引いた金額で決まり、これが確定するのは年が明けて確定申告をする時期になります。9月や10月の時点では、その年の所得がいくらになるか、まだ正確には分かりません。
シミュレーターに何を入れればいいのか
限度額シミュレーターの多くは「所得金額」や「課税所得」の入力を求めてきます。個人事業主がここに入れる数字の目安としてよく使われるのが、前年の確定申告書に記載された所得金額です。今年の所得がまだ確定していない以上、直近で確定している数字を仮の基準にするという考え方になります。
ただしこれはあくまで「去年の実績」であって「今年の見込み」ではありません。今年の売上が去年より大きく増減しそうな場合は、その分を考慮して調整する必要があります。
保守的に見積もっておく理由
ふるさと納税の限度額を超えて寄付した部分は、税金からは控除されません。つまり単に自治体に寄付しただけの状態になり、実質2,000円という前提が崩れてしまいます。
所得が確定していない状態で寄付先を決める以上、強気に見積もって上限ギリギリまで寄付するより、少し余裕を持たせた金額で寄付しておく方が、後から「思ったより所得が伸びなかった」というズレのリスクを避けられます。正確な限度額を知りたい場合は、確定申告を担当している税理士等に相談するのが確実です。
mochi
個人事業主は所得がなかなか読めないから、私は限度額を強気に攻めずに、余裕を持たせておくようにしているよ。
実際にどう申し込んでいるか
私自身は毎年ふるさと納税を利用していて、返礼品は食品・日用品を中心に選ぶことが多いです。無洗米、トイレットペーパー、松屋の牛めし、いくら、フェイスタオル、除菌ウェットティッシュ、箱ティッシュなど、消費サイクルが早く実用性の高いものを選んでいます。無洗米は単発の寄付と定期便の両方を利用したこともあります。
以前は楽天市場の「お買い物マラソン」と「5と0のつく日」が重なるタイミングを狙って申し込み、ポイント還元を積み増していました。ただしこの仕組みは2025年9月末で終了しており、今はポイント面でのメリットはなくなっています。
mochi
返礼品はやっぱり食品や日用品が使いやすいんだよね。消費サイクルが早いものを選ぶと、無理なく生活に取り入れられる感じがするよ。
今年は10月の制度改正前に
2026年10月からは、返礼品の募集経費に関するルールが変わります。制度上、返礼品の還元率そのものが直接引き下げられるわけではないが、自治体側の経費配分が変わることで、実質的な還元率が下がったり、同じ返礼品でも必要な寄付額が上がったりする可能性があります。今と同じ条件で選べる返礼品も、9月末までが一つの区切りになりそうです。
所得の見込みが立ちにくい個人事業主にとっては悩ましいところだが、限度額を保守的に見積もった上で、早めに寄付を済ませておく方が、今年に関しては安心材料になります。
まとめ
- 個人事業主は所得が年末まで確定しないため、限度額の計算は「見込み」にならざるを得ない
- シミュレーターには前年の所得金額を仮の基準として入れつつ、今年の増減を考慮する
- 上限超過は単なる寄付になるため、保守的に見積もっておく方が安全。正確な金額は税理士等に確認するのが確実
- 2026年10月の制度改正を踏まえ、今年は9月中に寄付を済ませておくと安心
この記事を書いた人
mochi|大学時代にお金・投資に興味を持ち、ポイ活やFXで挫折。結婚を機に「本気で将来のお金と向き合おう」と一念発起し、変額保険を通じて投資信託と出会う。その後ネット証券で低コストのインデックスファンドと出会い、旧NISAを活用した本格的な長期投資をスタート。現在は新NISAも活用しながら、コツコツ資産形成中。「若い頃の自分に教えてあげたかった」という思いから、初心者にもわかりやすいお金・投資の情報を発信中。
※本記事は情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。



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