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【この記事の結論】
- 純金融資産3,000万〜5,000万円未満は「アッパーマス層」と呼ばれ、日本の全世帯の約1割。特別な人だけの世界ではない
- 共通するのは派手さでなく、長期の積立投資・支出管理・年収アップの積み重ねという地味な継続
- 資産額が増えても、大事なのは見栄でなく自分の価値観でお金を使うこと。金額そのものより到達までの過程に再現性がある
投資・お金の勉強をどこから始めるか迷っている方はこちら →投資初心者ロードマップ|マネー塾でまず読むべき記事
「純金融資産3,000万円」と聞くと、自分とは縁のない世界のように感じるかもしれません。でも実際には、日本の全世帯の約1割がこの水準に到達しています。この記事では、この層(アッパーマス層と呼ばれます)がどんな人たちなのか、そして到達した人たちに共通する考え方や習慣を整理します。
mochi
特別なことは何もしてないんだ。ただ、地味なことをコツコツ続けてきただけ。それでもここまで来られるんだよ。
この記事を読めば、アッパーマス層がどういう人たちで、どんな考え方を積み重ねてきたのかが分かり、自分の資産形成の目安として使えるようになります。
アッパーマス層とは?日本にどれくらいいる?
アッパーマス層とは、野村総合研究所の分類で、預貯金や株式・投資信託などの金融資産から負債(住宅ローンなど)を差し引いた「純金融資産」が3,000万円以上5,000万円未満の世帯を指す言葉です。
2023年の推計では、この層は日本の全世帯の約1割にあたります。準富裕層・富裕層・超富裕層まで含めると、全世帯の上位約2割がこのライン以上に位置しています。つまり「特別な一部の人」ではなく、10世帯に1世帯は到達している水準ということです。50代に限れば、3,000万円以上の金融資産を持つ世帯はさらに多い調査結果もあります。決して非現実的な目標ではありません。
アッパーマス層に共通する3つのこと
年収や職業はさまざまでも、この水準に到達した人たちには、共通する考え方や習慣がいくつかあります。
- 長期の積立投資を淡々と続けている:一攫千金を狙うのではなく、インデックス投資などを何年も継続している人が多い。暴落があっても売らずに続けられるかどうかが分かれ道になる
- 支出をきちんと把握している:派手な生活をしているわけではなく、無駄な支出を見直し、家計を把握したうえで投資に回す余裕を作っている
- 収入を上げる努力もしている:支出の見直しだけでなく、昇進・転職・副業などで収入自体を底上げする工夫をしている人も多い
どれも派手さのない、地味な積み重ねです。裏を返せば、特別な才能や幸運がなくても、続けられれば誰でも近づける水準だということです。長期投資を続ける考え方は長期投資はなぜ強いのかでも詳しく解説しています。
金額よりも「見栄でなく自分の価値観」が大事
資産が増えてくると、つい生活水準を上げたくなるものです。ただ、アッパーマス層に到達した人の多くは、意外と堅実な生活を続けています。ここで大事なのは、資産額そのものではなく、「見栄でお金を使っていないか」という視点です。
いい車や高級なものを持つこと自体が悪いわけではありません。それが本当に自分が価値を感じるものであれば問題ないのですが、「資産が増えたから」「まわりに見せたいから」という理由だけで支出を増やすと、せっかく積み上げた資産が目減りしていきます。価格でなく価値で判断する考え方はお金は価格より価値に使うでも整理しているので、あわせて読んでみてください。
アッパーマス層は「通過点」でもある
アッパーマス層は、資産形成のゴールというより、通過点と捉えるのが実態に近いです。積立投資を続けていれば、複利の効果でこの先も資産は伸びていきます。準富裕層(5,000万円以上1億円未満)へ移行していく世帯が増えているというデータもあり、続けた人がさらに上のステージへ進んでいる傾向がうかがえます。
逆に言えば、いま3,000万円に届いていなくても、焦る必要はありません。1,000万円という最初の大台からの道のりは新NISAで1,000万円貯めるにはで、そこからさらに積み上げていく考え方は3,000万円を目指すシミュレーションで整理しています。
mochiが実感していること
mochi自身、旧NISAの時代からコツコツ積立を続け、運用益だけで1,000万円を超えた節目を運用実績の記事で公開しています。振り返ってみると、やってきたことは本当に地味なことばかりでした。オルカン中心の積立を続け、暴落があっても売らず、支出は堅実に、という繰り返しです。
資産が増えても、生活を大きく変えたいとは思っていません。それより、思い出になる経験にお金を使うことの方に価値を感じています。金額そのものより、「どう使うか」「何のために増やすか」を自分の中で持っておくことが、資産が増えていく過程でむしろ大事だと感じています。
よくある質問
Q. アッパーマス層に到達するには、高収入でないと無理ですか?
高収入であれば到達しやすいのは事実ですが、それだけが条件ではありません。年収が高くなくても、長期の積立投資と堅実な支出管理を何年も続けることで到達している世帯は多くあります。時間を味方につけられるかどうかが大きなポイントです。
Q. 純金融資産と貯金の違いは何ですか?
純金融資産は、預貯金・株式・投資信託・保険などの金融資産の合計から、住宅ローンなどの負債を差し引いた金額です。不動産などの実物資産は含まれません。貯金だけでなく、投資や保険も含めた「使える資産」から負債を引いたものと考えるとイメージしやすいです。
Q. アッパーマス層になったら生活は変わりますか?
資産額ほど生活が劇的に変わるわけではない、という声が多いです。実際、到達した人の多くは堅実な生活を続けています。大事なのは資産額そのものより、そのお金を自分がどう使いたいかを持っておくことです。
まとめ:地味な継続の先に、誰でも近づける水準
- アッパーマス層(純金融資産3,000万〜5,000万円未満)は日本の全世帯の約1割。特別な人だけの世界ではない
- 共通するのは長期の積立投資・支出管理・収入アップという地味な積み重ね
- 資産が増えても堅実な生活を続けている人が多い。大事なのは見栄でなく自分の価値観でお金を使うこと
- アッパーマス層はゴールでなく通過点。続ければさらに上を目指せる
3,000万円という数字だけを見ると遠く感じますが、実態は特別な才能や幸運でなく、地味な習慣の積み重ねです。今日から積立を始めることも、その一歩になります。焦らず、自分のペースで続けていきましょう。
mochi
特別なことをしなくても、コツコツ続けるだけで意外と届く水準だよ。今日始めることが、その一歩になるはず。
この記事を書いた人
mochi|大学時代にお金・投資に興味を持ち、ポイ活やFXで挫折。結婚を機に「本気で将来のお金と向き合おう」と一念発起し、変額保険を通じて投資信託と出会う。その後ネット証券で低コストのインデックスファンドと出会い、旧NISAを活用した本格的な長期投資をスタート。現在は新NISAも活用しながら、コツコツ資産形成中。「若い頃の自分に教えてあげたかった」という思いから、初心者にもわかりやすいお金・投資の情報を発信中。
※本記事は情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。



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