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【この記事の結論】
- NISAの積立額の平均は月5〜6万円ほど。月10万円(つみたて投資枠の上限)まで積み立てている人は、主に年収1,000万円以上の層に多い
- 月10万円を続けられる人に共通するのは、収入の高さだけでなく、独身・共働きで子どもがいないなど固定費が低い家計であること
- 月10万円は「みんながやるべき額」ではない。無理に背伸びせず、自分の家計に合った金額を選ぶことが長続きの近道
投資・お金の勉強をどこから始めるか迷っている方はこちら →投資初心者ロードマップ|マネー塾でまず読むべき記事
SNSやブログで「月10万円積立」という言葉を見ると、自分の積立額が少なく感じてしまうことがあります。ただ、月10万円の積立は、実際にはかなり限られた層が実践している金額です。この記事では、月10万円積立の実態と、続けられる人の共通点、そして無理なく自分に合った金額を選ぶ考え方を整理します。
mochi
月10万円は決して「普通」の金額じゃないんだ。自分の家計に合った額を選ぶことの方がずっと大事だよ。
この記事を読めば、月10万円積立の実態が分かり、SNSの情報に振り回されず、自分の家計に合った積立額を選べるようになります。
月10万円積立の実態|みんな本当にやっている?
各種調査によると、NISAの毎月の積立額の平均は、おおよそ月5万円〜6万円台という結果が多く出ています。月10万円は、つみたて投資枠(年間120万円)の上限にあたる金額で、決して平均的な水準ではありません。
年収別に見ると、年収1,000万円以上の層では、上限の120万円(月10万円換算)まで積み立てている人が4割近くにのぼるという調査結果もあります。一方で、年収が下がるにつれて積立額も下がる傾向がはっきりしており、月10万円は「一部の高収入層に多い金額」という位置づけが実態に近いです。
月10万円を続けられる人に共通すること
月10万円の積立を無理なく続けている人には、いくつかの共通点があります。
- 世帯年収が高い:年収1,000万円以上、あるいは共働きで世帯年収がそれに近い水準であるケースが多い
- 固定費が低い:独身、または共働きで子どもがいない世帯など、教育費や住宅ローンの負担が比較的軽い家計が目立つ
- 生活防衛資金を確保済み:積立に回す前に、まとまった現金をすでに確保できている
つまり、月10万円が続けられるかどうかは、単純な「意志の強さ」ではなく、家計の構造そのものに左右される部分が大きいということです。収入や家族構成が違えば、同じ金額を目指す必要はありません。お金の優先順位の考え方は投資の前にやるべきことでも整理しています。
月10万円を続けると、どれくらい増える?
参考までに、月10万円を年5%で運用できたと仮定すると、1,000万円に到達するまでの目安は約7年です(詳しい積立額別のシミュレーションは新NISAで1,000万円貯めるにはで解説しています)。月3万円や5万円と比べても、到達スピードは大きく変わります。
ただし、金額が大きいぶん、下落したときの評価額の変動も大きくなります。月10万円の積立は、増えるときも減るときも「金額の振れ幅」が大きいことは理解しておく必要があります。貯金と投資の差については貯金と投資で10年後にいくら差がつく?でも解説しているので、あわせて参考にしてください。
月10万円が向かない人もいる|無理は禁物
月10万円という金額だけを見て「自分もそこを目指さなければ」と焦る必要はありません。無理に積立額を上げると、生活が苦しくなり、結局は続けられずに解約してしまうことがあります。それでは本末転倒です。
大切なのは、金額の大小ではなく、自分の家計で無理なく続けられる額を選び、長く継続することです。月3万円でも、10年・20年と続ければ着実に資産は育ちます。実際に月3万円を積み立てたリアルな記録は月3万円のNISA積立で本当に増える?で公開しています。
mochiの場合|年初一括だからこそ見える視点
mochi自身は、月々の積立ではなく、年初に一括で投資するスタイルをとっています。年間の投資額を12で割れば月10万円をさらに超える計算にはなりますが、これは「毎月コツコツ」ではなく「年に一度まとめて」という、月10万円積立とは異なるやり方です。年初一括に切り替えた理由は年初一括と毎月積立どっち?で詳しく書いています。
だからこそ言えるのは、積立額や投資方法に「正解の形」はないということです。月10万円という金額そのものより、自分の収入・家計・ライフスタイルに合ったペースを見つけることの方が、長く続けるうえでずっと重要だと感じています。
よくある質問
Q. 月10万円を積み立てないと資産形成は遅れますか?
そんなことはありません。積立額が多いほど到達は早まりますが、無理をして途中でやめてしまえば、かえって遠回りになります。自分の家計で無理なく続けられる金額を選び、長く継続する方が結果的に着実です。
Q. 月10万円の積立は成長投資枠も使う必要がありますか?
いいえ、月10万円はつみたて投資枠(年間120万円)の上限内に収まる金額です。成長投資枠を使わなくても、つみたて投資枠だけで月10万円までの積立は可能です。
Q. 収入が上がったら積立額を増やすべきですか?
無理のない範囲であれば、収入の増加に合わせて積立額を増やすのは良い選択です。ただし、増やした直後に生活が苦しくなるようでは本末転倒なので、生活防衛資金の確保など、優先順位を踏まえたうえで判断するのがおすすめです。
まとめ:月10万円は目標ではなく、あくまで一例
- NISAの平均積立額は月5〜6万円ほど。月10万円は主に年収1,000万円以上の層に多い金額
- 月10万円を続けられる人に共通するのは、高収入だけでなく固定費の低さや生活防衛資金の確保
- 金額が大きいほど増減の振れ幅も大きくなる点は理解しておく
- 無理に背伸びせず、自分の家計に合った金額を選び、長く続けることが最も大切
月10万円という数字だけを見て焦る必要はありません。積立額に「正解」はなく、自分の状況に合った金額で、無理なく長く続けることが、結局はいちばんの近道です。まずは自分にとって無理のない金額から、始めてみてください。
mochi
他人の積立額と比べる必要はないよ。自分のペースで、長く続けられる金額を選ぼう。
この記事を書いた人
mochi|大学時代にお金・投資に興味を持ち、ポイ活やFXで挫折。結婚を機に「本気で将来のお金と向き合おう」と一念発起し、変額保険を通じて投資信託と出会う。その後ネット証券で低コストのインデックスファンドと出会い、旧NISAを活用した本格的な長期投資をスタート。現在は新NISAも活用しながら、コツコツ資産形成中。「若い頃の自分に教えてあげたかった」という思いから、初心者にもわかりやすいお金・投資の情報を発信中。
※本記事は情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。



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