※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品・口座開設を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。情報は2026年4月時点のものです。
【この記事の結論】
- ドルコスト平均法とは毎月一定「金額」を積み立てて平均購入単価を下げる手法
- 相場を読む必要がなく、感情に左右されないのが最大のメリット
- 新NISAのつみたて投資枠+インデックスファンドの積立設定が最もシンプルな実践方法
投資・お金の勉強をどこから始めるか迷っている方はこちら → 投資初心者ロードマップ|マネー塾でまず読むべき記事
「毎月積み立てると得」と聞いたことはありますか?毎月一定額を積み立てる投資方法をドルコスト平均法といい、価格が高いときは少なく・安いときは多く買えるため、長期的に平均購入単価を下げる効果があります。
とはいえ「本当に効果があるの?」「一括投資と何が違うの?」という方も多いのではないでしょうか。
mochi
相場を読まなくていいのが最大の強み。初心者にとってこれほど心強い方法はないよ
この記事を読めばドルコスト平均法の仕組みと効果、実践方法が5分でわかります。
ドルコスト平均法とは?
ドルコスト平均法とは、価格に関係なく毎月一定の「金額」を定期的に投資し続ける方法です。
たとえば毎月1万円を投資信託に積み立てる場合、価格が高いときは口数(購入量)が少なく、価格が安いときは口数が多くなります。これにより、自然と「高いときは少なく・安いときは多く買う」という理想的な投資行動が実現します。
ドルコスト平均法の仕組みを数字で理解する
具体例で見てみましょう。毎月1万円を積み立て、価格が以下のように変動した場合です。
| 月 | 価格(1口あたり) | 購入口数 | 累計投資額 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 1,000円 | 10口 | 10,000円 |
| 2月 | 800円 | 12.5口 | 20,000円 |
| 3月 | 600円 | 16.7口 | 30,000円 |
| 4月 | 800円 | 12.5口 | 40,000円 |
| 5月 | 1,000円 | 10口 | 50,000円 |
※毎月1万円を積み立てた場合のシミュレーション。価格が下がるほど多く買えることがわかります。
5ヶ月間で合計61.7口を購入。平均購入単価は50,000円÷61.7口=約811円です。
もし1月に5万円を一括で投資していたら、1,000円×50口で平均単価は1,000円のまま。ドルコスト平均法なら平均単価を約189円(約19%)引き下げられたことになります。
ドルコスト平均法の3つのメリット
① 相場を読む必要がない
「今が買い時かどうか」を判断する必要がありません。毎月機械的に積み立てるだけでOKです。プロの投資家でも相場を正確に予測することはできないため、一般投資家にとってこれは非常に大きなメリットです。
② 感情に左右されない
相場が下がると「もっと下がるかも」と怖くなり、上がると「乗り遅れた」と焦りがちです。ドルコスト平均法では積立額が決まっているため、感情による誤った判断を防ぎやすくなります。
③ 少額から始められる
毎月100円から積み立てられる証券会社もあります。まとまった資金がなくても今すぐ始められるのがドルコスト平均法の魅力です。
mochi
価格が下がったときも「多く買えてラッキー」と思えるようになるのが積立投資の心構えだよ
一括投資との比較
| ドルコスト平均法(積立) | 一括投資 | |
|---|---|---|
| 必要な資金 | 少額からOK | まとまった資金が必要 |
| タイミングリスク | 低い(分散される) | 高い(底値を外すと損失大) |
| 手間 | ほぼ不要(自動積立) | 一度購入するだけ(タイミングは気にしない) |
| 相場上昇時のリターン | やや低い | 高い |
| 初心者向け | ◎ | △ |
長期的に見ると、右肩上がりの市場では一括投資の方がリターンが高くなる傾向があります。投資の研究でも「長期では一括投資の方が有利」というデータがあり、まとまった資金があれば一括投資も有力な選択肢です。ただし「いつ始めるか」より「始めること」が最重要。まとまった資金がない・相場下落時に動揺しやすいという方にはドルコスト平均法の方が長続きしやすく、現実的な選択肢です。
mochi
mochiはNISAの枠を年初に一括360万円入れてるよ。まとまった資金がある人は一括も全然アリ。でも毎年1月に360万円用意できる状況じゃない人も多いから、積立が現実的な選択肢だと思う
実践:新NISAでドルコスト平均法を始める方法
- 証券口座を開設する:SBI証券・楽天証券などネット証券がおすすめ。口座開設は無料
- NISA口座(つみたて投資枠)を設定する:年間120万円まで非課税で積み立てられる
- ファンドを選ぶ:「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」など低コストのインデックスファンドを選ぶ
- 積立金額と日付を設定する:毎月の積立額(例:3万円)と引き落とし日を設定すれば完了。あとは自動で積み立てられる
よくある質問
Q. 積立額は毎月変えてもいいですか?
変えても構いません。ただし「今月は相場が高いから減らそう」という感情的な判断は避けましょう。ドルコスト平均法の強みは機械的に続けることにあります。生活費が変わったなど合理的な理由があれば、金額の見直しは問題ありません。
Q. 相場が暴落したとき積立を続けるべきですか?
続けることをおすすめします。暴落時こそ安い価格でたくさん買える絶好のチャンスだからです。リーマンショック後もコロナショック後も、長期で見れば相場は回復しています。「下落は安売りセール」と考える心構えが長期投資には大切です。
Q. いつまで積み立て続ければいいですか?
目標金額や目的(老後資金・住宅購入など)によります。一般的には20〜30年の長期投資で複利効果が最大化されます。途中で取り崩しが必要になった場合は、その分だけ売却して残りは積み立てを続けるのがおすすめです。
まとめ
- ドルコスト平均法とは毎月一定「金額」を積み立てることで平均購入単価を下げる投資手法
- 価格が高いときは少なく・安いときは多く自動的に買えるため、相場を読む必要がない
- メリットは①相場予測不要②感情に左右されない③少額から始められる
- 新NISAのつみたて投資枠+インデックスファンドの積立設定が最もシンプルな実践方法
- 暴落時も積み立てを続けることで、長期的には大きなリターンにつながる
難しいことは何もありません。証券口座を開いて積立設定をしたら、あとはほったらかしでOKです。まずは少額から始めて、長期投資の習慣を身につけましょう。
✍️ この記事を書いた人
mochi|大学時代にお金・投資に興味を持ち、ポイ活やFXに挑戦するも、思うような成果が出ずに挫折を経験。30歳を過ぎ、結婚を機に『本気で将来のお金と向き合おう』と一念発起。変額保険を通じて投資信託と出会い、資産形成の第一歩を踏み出す。その後、ネット証券で低コストの優良インデックスファンドと出会い、旧NISAを活用した本格的な長期投資をスタート。現在は新NISAも活用しながら、コツコツと資産を積み上げています。『若い頃の自分に教えてあげたかった』という思いから、初心者にもわかりやすいお金・投資の情報を発信中。
※本記事は情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。



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