リスクとリターンとは?投資の大原則をわかりやすく解説

投資入門

※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品・口座開設を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。情報は2026年4月時点のものです。

【この記事の結論】

  • 投資のリスクとは「危険」ではなく「価格の変動幅」のこと
  • ハイリスク・ハイリターンが大原則。「リスクなしで高リターン」はあり得ない
  • リスクを下げる方法は分散投資・長期投資・積立投資の3つ

投資・お金の勉強をどこから始めるか迷っている方はこちら →投資初心者ロードマップ|マネー塾でまず読むべき記事

投資を始めたいけど「損したらどうしよう」という不安を感じていませんか?実はリスクとリターンの関係を正しく理解するだけで、その不安のほとんどは解消されます。投資で大切なのは「リスクをゼロにすること」ではなく、「リスクを正しくコントロールすること」です。

とはいえ「リスクって何?」「リターンとどんな関係があるの?」という方も多いのではないでしょうか。

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リスクを怖がるより、リスクを理解して付き合う方がずっと賢いよ

この記事を読めばリスクとリターンの基本と、投資の大原則が5分でわかります。

投資における「リスク」とは何か?

日常会話で「リスク」というと「危険」や「損する可能性」をイメージしがちですが、投資の世界では少し意味が異なります。

投資におけるリスクとは「価格のブレ幅(変動の大きさ)」のことです。上にも下にも振れる不確かさを指します。つまりリスクが高い投資とは「大きく儲かることもあれば、大きく損することもある」投資を意味します。

リスクの例

投資対象リスクの大きさ価格変動の例
普通預金ほぼゼロ金利のみで元本は変わらない
国債(日本)低い価格変動は小さい
インデックスファンド(全世界)中程度年間±20%程度の変動あり
個別株(成長株)高い年間±50%以上の変動もあり得る
仮想通貨非常に高い数日で価格が半減することも

「リターン」とは何か?

リターンとは投資によって得られる利益(収益)のことです。主に以下の2種類があります。

  • キャピタルゲイン:買ったときより高い価格で売れたときの差額(値上がり益)
  • インカムゲイン:保有中に受け取れる収益。株の配当金・債券の利子・不動産の家賃など

リスクとリターンの鉄則

投資の世界には「ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターン」という大原則があります。

リターン(利益)が大きい投資ほど、リスク(価格変動)も大きくなります。逆に元本が保証されている預金のような商品は、リターンもほとんどありません。「リスクなしで高リターン」という投資は存在せず、もしそのような話があれば詐欺を疑うべきです。

特に以下のような話には注意が必要です。

  • 「元本保証で年利10%以上」:元本保証とハイリターンは原則として両立しません
  • 「必ず儲かる」「絶対に損しない」:投資にリターンの保証は存在しません
  • 「今だけ・限定・急いで」:焦らせる勧誘は詐欺の典型的な手口です
  • 「友人・知人からの紹介」:信頼できる人からの紹介でも内容をよく確認しましょう

少しでも怪しいと感じたら、金融庁の「金融サービス利用者相談室」に相談することをおすすめします。

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「絶対に儲かる」という投資話は100%疑って。リスクなしのリターンはあり得ないよ

リスクを下げる3つの方法

リスクを適切にコントロールすることで、リターンを維持しながら損失の可能性を抑えることができます。

① 分散投資

「卵を一つのカゴに盛るな」という格言のとおり、一つの投資対象に集中させず複数に分けることでリスクを下げられます。たとえばオール・カントリー(全世界株式インデックスファンド)は1本で世界約3,000社に分散投資できるため、一企業の倒産がポートフォリオ全体に与える影響は極めて小さくなります。

② 長期投資

投資期間が長くなるほど、短期的な価格変動の影響が平均化されリスクが低下します。過去のデータでは、S&P500への投資を20年以上続けた場合、損失が出た期間はほぼゼロとなっています。時間を味方につけることが長期投資の最大の強みです。

具体的なイメージとして、S&P500に毎月3万円を20年間積み立てた場合、元本720万円に対して、過去の平均リターン(年率約10%・ドル建て)を前提とすると資産は2,000万円超になる計算です。
※将来のリターンを保証するものではありません。

短期的には価格が大きく下落することもありますが、長期で見れば世界経済は成長を続けてきた歴史があります。相場が下がった局面でも売らずに保有し続けることが、長期投資で最も大切な行動です。

複利の力について詳しくはこちら

③ 積立投資(ドルコスト平均法)

毎月一定額をコツコツ積み立てることで、価格が高いときは少なく・安いときは多く買える仕組みになります。これをドルコスト平均法といい、一度に大きな金額を投入するよりも平均購入単価を抑えられます。

積立投資で将来いくら増えるか試してみたい方は複利シミュレーターもご活用ください。

初心者が知っておくべき「許容できるリスク」の考え方

投資を始める前に「自分はどのくらいの損失まで精神的に耐えられるか」を考えておくことが重要です。これをリスク許容度といいます。

100万円を投資して、もし半年で80万円(−20%)になったとき、冷静でいられるかどうかが判断の基準です。不安で夜も眠れなくなるようであれば、投資額を減らすか、よりリスクの低い商品を選ぶべきです。

リスク許容度向いている投資スタイル商品例
低い元本重視・安定型個人向け国債・バランスファンド
中程度長期積立・インデックス型全世界株式・S&P500インデックス
高い成長重視・積極型個別株・新興国ファンド
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最初は「もし半額になっても焦らない額」から始めるのがコツ。慣れてきたら増やせばいいよ

リスク許容度は年齢・家族構成・収入・投資目的によって大きく異なります。

たとえば独身で収入が安定している30代であれば、多少の値下がりがあっても長期で回復を待てるためリスク許容度は比較的高くなります。一方、住宅ローンや教育費などの大きな支出を控えている40代の子育て世帯は、急な出費に備えて安全性を重視した方が精神的にも安定しやすいです。

まずは「投資に回す資金が半分になっても生活に支障がないか」を基準に投資額とリスクレベルを決めましょう。

よくある質問

Q. リスクが高い投資は避けるべきですか?

一概には言えません。リスクが高い投資はリターンも大きいため、長期間・少額・分散で取り組めば資産形成に有効です。重要なのはリスクの高低ではなく、自分のリスク許容度に合った投資をすることです。

Q. 元本保証の投資はありますか?

銀行預金(1,000万円以下)や個人向け国債は元本が保証されています。ただし低リターンのため、長期的にはインフレに負ける可能性があります。老後資金など長期で増やしたいお金は、インデックスファンドなどで運用するのが一般的です。

Q. 投資を始める前に何を準備すればいいですか?

以下の3ステップが基本です。

生活防衛資金がない状態で投資を始めると、急な出費のたびに投資を解約することになり長期投資の恩恵を受けられません。

まとめ

  • 投資のリスクとは「危険」ではなく「価格の変動幅」のこと
  • リスクとリターンは比例する。「ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターン」が大原則
  • リスクを下げる方法は①分散投資②長期投資③積立投資の3つ
  • 自分のリスク許容度を把握して、無理のない投資スタイルを選ぼう
  • 「リスクなしで高リターン」はあり得ない。そういった話には注意が必要

リスクを正しく理解して付き合うことが、長期的に資産を増やすための第一歩です。まずは少額から始めて、投資に慣れていきましょう。

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✍️ この記事を書いた人

mochi|大学時代にお金・投資に興味を持ち、ポイ活やFXに挑戦するも、思うような成果が出ずに挫折を経験。30歳を過ぎ、結婚を機に『本気で将来のお金と向き合おう』と一念発起。変額保険を通じて投資信託と出会い、資産形成の第一歩を踏み出す。その後、ネット証券で低コストの優良インデックスファンドと出会い、旧NISAを活用した本格的な長期投資をスタート。現在は新NISAも活用しながら、コツコツと資産を積み上げています。『若い頃の自分に教えてあげたかった』という思いから、初心者にもわかりやすいお金・投資の情報を発信中。

※本記事は情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

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