※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品・口座開設を推奨または否定するものではありません。投資には元本割れ等のリスクがあり、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。情報は2026年8月時点のものです。
【この記事の結論】
- 基準価額が高い・安いという「絶対値」自体には、良し悪しの意味はない
- 自分の損益を決めるのは、基準価額の絶対値ではなく「自分が買った時の価格(個別元本)」との差
- 基準価額が下がっていても、自分の個別元本より上にあれば含み益は出ている
投資・お金の勉強をどこから始めるか迷っている方はこちら →投資初心者ロードマップ|マネー塾でまず読むべき記事
投資信託の基準価額が下がっているのを見て、「損した」と感じたことはないでしょうか。基準価額の動きと、自分の損益は、実はイコールではありません。この記事では、初心者がつまずきやすいこのポイントを整理します。
基準価額の絶対値に、良し悪しの意味はない
投資信託の基準価額は、多くの場合、運用開始時点で1万円からスタートします。10年運用して2万円になったファンドと、1年前に新しく設定されて1万2千円のファンドを比べたとき、「2万円の方が高いから割高」というわけではありません。基準価額の絶対値は、そのファンドがいつ始まって、どれだけ値上がりしてきたかの結果であって、今から買う人が「高い」「安い」を判断する材料にはなりません。
これは投資信託特有の誤解で、株価のように銘柄同士を単純比較できるものではない、という点がまず前提になります。
自分の損益を決めるのは「個別元本」との差
自分がその投資信託をいくらで買ったかという価格を「個別元本」と呼びます。損益が出ているかどうかは、この個別元本と、今の基準価額を比べて初めてわかります。
例えば、基準価額が1万2千円のときに買った人にとっては、基準価額が1万1千円に下がれば含み損だが、8千円のときに買った人にとっては、同じ1万1千円でも含み益になります。同じ基準価額の水準でも、いつ買ったかによって損益はまったく違います。
つまり「基準価額が下がった」というニュースだけを見て、自分も損をしていると考えるのは早計です。自分の個別元本がどこにあるかを確認しないと、実際の損益は判断できません。
mochi
基準価額が前の日より下がっていても、それだけで一喜一憂しなくて大丈夫だよ。大事なのは自分の元本との位置関係だからね。
実際の数字で見てみる
私自身の新NISA口座は、2026年7月末時点で含み益563万円(評価額に対して+47.94%)という状態になっています。この間、基準価額は一直線に上がり続けてきたわけではなく、下がった局面も何度もありました。
それでも含み損にならなかったのは、個別元本(年初一括で購入した価格)に対して基準価額が上回っている状態が続いてきたからです。基準価額が前日より下がった日があっても、それだけで「損をした」ことにはなりません。見るべきは、自分が買った価格からどれだけ離れているかという相対的な位置関係になります。
mochi
私も、自分の個別元本がどのあたりにあるか、たまに確認する習慣にしているよ。位置関係がわかると、変に焦らずに済むんだよね。
基準価額が下がって不安になったときの考え方
基準価額の下落を見て不安になったときは、次の2点を分けて考えるとよいです。
- その下落が、自分の個別元本を下回るところまで来ているのか、それとも個別元本より上の水準での下落なのか
- 下落の理由が、投資信託が投資している資産(株式・債券など)全体の値動きによるものなのか、それとも個別のファンド固有の問題なのか
前者を確認すれば、実際に含み損になっているかどうかがわかります。後者を確認すれば、一時的な市場の調整なのか、長期で見ても懸念すべき動きなのかの見当がつきます。
まとめ
- 基準価額の絶対値(高い・安い)自体に、良し悪しの意味はない
- 自分の損益を決めるのは、基準価額と自分の個別元本(買った時の価格)との差
- 基準価額が下がっても、個別元本より上であれば含み益は出ている
- 不安になったときは、下落が個別元本を下回っているかどうかをまず確認する
この記事を書いた人
mochi|大学時代にお金・投資に興味を持ち、ポイ活やFXで挫折。結婚を機に「本気で将来のお金と向き合おう」と一念発起し、変額保険を通じて投資信託と出会う。その後ネット証券で低コストのインデックスファンドと出会い、旧NISAを活用した本格的な長期投資をスタート。現在は新NISAも活用しながら、コツコツ資産形成中。「若い頃の自分に教えてあげたかった」という思いから、初心者にもわかりやすいお金・投資の情報を発信中。
※本記事は情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。



コメント