NISAで買ってはいけない投資信託の特徴|初心者が失敗しないための選び方

NISAで買ってはいけない投資信託の特徴|初心者が失敗しないための選び方 投資信託・ETF

※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品・口座開設を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。情報は2026年4月時点のものです。

【この記事の結論】

  • 信託報酬が年0.5%を超える投資信託はNISAでは避けるのが無難
  • テーマ型・毎月分配型・アクティブファンドは初心者には向かない
  • 迷ったらeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)か同S&P500の一択でOK

投資・お金の勉強をどこから始めるか迷っている方はこちら →投資初心者ロードマップ|マネー塾でまず読むべき記事

新NISAで投資信託を買おうとすると、証券会社には数百〜数千本もの商品が並んでいます。その中には長期投資に向かない商品や、手数料が高すぎて資産が増えにくい商品も多く混在しています。

「どれを選べばいいかわからない」という方のために、まず「買ってはいけない特徴」を知っておくと銘柄選びがぐっと楽になります。投資信託の基本的な仕組みからおさらいしたい方は投資信託とは?もあわせてご覧ください。

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mochi

NISAで何を買うかより「何を買わないか」を先に知っておく方が失敗が減るよ。良い商品より悪い商品の方が圧倒的に多いからだよ

この記事を読めばNISAで避けるべき投資信託の特徴と正しい選び方が5分でわかります。

NISAで買ってはいけない投資信託の5つの特徴

① 信託報酬が高い(年0.5%超)

信託報酬とは投資信託を保有し続けている間ずっとかかるコストです。NISAで長期投資する場合、信託報酬は年0.5%を超える商品は避けましょう。できれば年0.2%以下が理想です。オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)の信託報酬は年約0.058%と非常に低コストです。

例えば月3万円を年利5%で30年間運用した場合、オルカン(年0.058%)と信託報酬1.0%の商品では、最終的な資産額に約388万円もの差が生まれます。信託報酬は『ずっとかかる固定コスト』なので、長期運用ほど差が大きくなる点に注意しましょう。

信託報酬で変わる30年後の資産額(月3万円・年利5%)

オルカン(年0.058%):約2,470万円、信託報酬1.0%:約2,082万円、信託報酬2.0%:約1,748万円(月3万円・年利5%・30年運用の場合)

※月3万円・年利5%・30年運用の試算。手数料等は考慮せず。過去の実績は将来を保証するものではありません。

② テーマ型ファンド(AI・半導体・ESGなど)

「AIファンド」「半導体ファンド」「ESGファンド」など特定のテーマに絞った投資信託です。話題のテーマで人気を集めますが、テーマが流行した後に設定されることが多く、すでに割高な状態で購入することになりがちです。

また信託報酬も高めに設定されているものが多く、テーマが廃れると大きく下落するリスクがあります。長期積立には向きません。

③ 毎月分配型ファンド(通称:タコ足配当)

毎月分配金が受け取れる投資信託です。一見お得に見えますが、分配金の原資が運用益ではなく元本の取り崩しになっていることも多く、資産が増えにくい構造です。これは「タコ足配当」と呼ばれ、タコが自分の足を食べているように元本を切り崩している状態を表しています。

また分配金受取時に税金がかかるため複利効果も損ないます。長期の資産形成には再投資型の投資信託の方が圧倒的に有利です。NISAで毎月分配型を選ぶメリットはほとんどありません。

④ アクティブファンド(一部例外あり)

ファンドマネージャーが銘柄を選んで運用するアクティブファンドは信託報酬が高く(年1〜2%程度)、長期的にインデックスファンドに勝つものは少数です。データ上、10〜20年の長期では約8割のアクティブファンドがインデックスファンドに負けているとされています。詳しくはインデックスvsアクティブ投資の比較をご覧ください。

⑤ 購入時手数料(販売手数料)がかかるファンド

購入時に1〜3%の手数料がかかる投資信託は「ノーロードファンド(購入手数料無料)」に比べて不利です。楽天証券・SBI証券では主要なインデックスファンドはすべてノーロードで購入できます。窓口販売(銀行・郵便局)では手数料がかかる商品が多いため注意が必要です。

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mochi

銀行の窓口でNISAを勧められても鵜呑みにしない方がいいよ。手数料の高い商品を勧めるインセンティブが銀行側にあるからだよ

NISAで買うべき投資信託の選び方

買ってはいけない特徴がわかったところで、正しい選び方をまとめます。以下の条件を全て満たす投資信託を選べばほぼ間違いありません。

  • 信託報酬が年0.2%以下(できれば0.1%以下)
  • インデックスファンド(市場全体に連動するタイプ)
  • 購入時手数料無料(ノーロード)
  • 再投資型(分配金を自動再投資)
  • 純資産総額が大きい(100億円以上が目安)

この条件を全て満たす代表的な銘柄が以下の2本です。世界中の銘柄に分散投資でき、低コストで長期保有できる定番銘柄です。迷ったらどちらか1本でOKです。

銘柄名信託報酬対象市場向いている人
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)年約0.058%全世界約3,000銘柄とにかくシンプルに分散したい
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)年約0.0814%米国大型株500銘柄米国経済の成長に集中したい

どちらを選ぶか迷ったらオルカンとS&P500の比較記事をご覧ください。

まとめ

  • 信託報酬が年0.5%を超える投資信託はNISAでは避けるのが無難
  • テーマ型・毎月分配型・高コストアクティブファンドは長期投資に不向き
  • 銀行窓口で勧められた商品はコストが高い傾向があるため注意
  • 低コスト・インデックス・再投資型・ノーロードの4条件を満たす銘柄を選ぼう
  • 迷ったらオルカンかS&P500の1本でOK
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mochi

「何を買うか」より「何を買わないか」を先に知っておくと、銘柄選びで迷わなくなるよ。低コストのインデックスファンド1本でシンプルに始めるのがおすすめだよ

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✍️ この記事を書いた人

mochi|大学時代にお金・投資に興味を持ち、ポイ活やFXで挫折。結婚を機に「本気で将来のお金と向き合おう」と一念発起し、変額保険を通じて投資信託と出会う。その後ネット証券で低コストのインデックスファンドと出会い、旧NISAを活用した本格的な長期投資をスタート。現在は新NISAも活用しながら、コツコツ資産形成中。「若い頃の自分に教えてあげたかった」という思いから、初心者にもわかりやすいお金・投資の情報を発信中。

※本記事は情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

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