オルカンが分配金を出さない理由|配当ありの楽天SCHDと両方持って感じた違い

投資信託・ETF

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【この記事の結論】

  • オルカンは「無分配型」の方針を取っており、組み入れている株式が受け取る配当は、ファンドの中で自動的に再投資されている
  • 分配金はファンドの資産の一部を払い出すものなので、支払われた分だけ基準価額は下がる。長期の資産成長という点では、出さない方が効率的とされる
  • 楽天SCHD(分配型)を実際に少額保有してみて、分配金を受け取る体験と、無分配で複利のまま増えていく体験の違いを実感した

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オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)には、これまで分配金が支払われた実績が一度もありません。一方で、配当を出す投資信託も世の中にはたくさんあります。私はオルカンに加えて配当ありの楽天SCHDも少額保有しており、両方を実際に持ってみて感じた違いをまとめます。

オルカンが分配金を出さない理由

オルカンが投資している約3,000銘柄の企業は、それぞれ配当を出しています。この配当がどこに行っているかというと、いったんファンドの中に集まり、保有者に分配される代わりに、ファンドの中で自動的に再投資されています。オルカンが連動する指数自体が「配当込み」で計算されているため、この再投資分もきちんと基準価額に反映される仕組みになっています。

つまり、分配金として目に見える形では受け取っていないが、配当そのものが消えているわけではなく、ファンドの中で働き続けている、という状態です。

分配金を出すことのデメリット

分配金は、運用で得た利益を上乗せして支払われるものではなく、ファンドの資産そのものから支払われます。そのため、分配金が支払われると、その分だけ基準価額は下落します。右のポケットから左のポケットにお金を移すようなもので、資産全体が増えるわけではありません。

また、分配金を受け取ると、その時点で課税対象になります(NISA口座なら非課税)。無分配型のファンドであれば、売却するまで課税のタイミングを先送りできるという違いもあります。長期で資産を増やしたい場合、分配を抑えて複利で運用し続ける方が効率的とされる理由はここにあります。

実際に配当ありの楽天SCHDを持ってみた

私は特定口座で、オルカンとは別に楽天SCHD(分配型)を少額保有しています。この商品を選んだ理由は、オルカン一本でいくのか、それとも配当のある商品も持つ方が自分に合っているのかを、実際に試して確かめたかったからです。

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mochi

分配金が入金されると、やっぱり素直に嬉しいんだよね。通帳に金額が反映されるから、増えてる実感がわきやすいんだ。

保有してみて感じたのは、分配金が入金されるとやはり嬉しい、という単純な実感です。通帳や口座に実際の金額が反映されるので、「増えている」ことを体感しやすいです。一方で、オルカンのように分配金がなく、基準価額の上昇という形でしか資産の増加を実感できないファンドは、同じように増えていても実感としては地味に感じることがあります。

両方持って感じた違い

実感としての楽しさは分配型にあるが、資産を効率よく増やすという観点では、無分配型のオルカンの方が理にかなっていると感じています。分配金を受け取れば、その分基準価額は下がり、複利で増える機会も失われます。オルカンを保有の中心に据えつつ、楽天SCHDは「配当を受け取る感覚を確かめるための少額のサテライト」という位置づけで持ち続けています。

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mochi

それでも資産を効率よく増やすなら、無分配のオルカンの方が理にかなってると思ってるよ。複利で増える機会を失わずに済むからね。

どちらが優れているという話ではなく、資産形成の効率を重視するか、分配を受け取る実感を重視するかという、優先順位の違いだと考えています。

まとめ

  • オルカンは無分配型で、組み入れ株の配当はファンド内で自動的に再投資される仕組み
  • 分配金は資産の一部を払い出すものなので、支払われた分だけ基準価額は下がり、複利効果も薄れる
  • 楽天SCHD(分配型)を実際に保有してみると、分配金を受け取る体感的な楽しさはある
  • 資産形成の効率を重視するなら無分配型、分配を受け取る実感を重視するなら分配型、という優先順位の違いになる

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この記事を書いた人

mochi

mochi|大学時代にお金・投資に興味を持ち、ポイ活やFXで挫折。結婚を機に「本気で将来のお金と向き合おう」と一念発起し、変額保険を通じて投資信託と出会う。その後ネット証券で低コストのインデックスファンドと出会い、旧NISAを活用した本格的な長期投資をスタート。現在は新NISAも活用しながら、コツコツ資産形成中。「若い頃の自分に教えてあげたかった」という思いから、初心者にもわかりやすいお金・投資の情報を発信中。

※本記事は情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。

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