※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品・口座開設を推奨または否定するものではありません。投資には元本割れ等のリスクがあり、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。情報は2026年8月時点のものです。
【この記事の結論】
- オルカンは為替ヘッジなしのため、円高になると円換算の評価額が目減りし、円安になると押し上げられる
- 私自身、2026年7月にドル円が急速に円高へ振れた際、記録を公開し始めて以来はじめて含み益が前月より減少した
- 株価自体はほぼ横ばいだったため、この時の減少は主に為替(円高)による目減りが原因だった
投資・お金の勉強をどこから始めるか迷っている方はこちら →投資初心者ロードマップ|マネー塾でまず読むべき記事
オルカンは全世界株式に投資するファンドで、その多くが外貨建ての資産です。為替が円高に振れると評価額は目減りし、円安に振れると押し上げられます。この関係を、実際に自分の運用実績で経験した「含み益が減った月」を例に振り返ってみます。
為替ヘッジなしのファンドは、円高・円安の影響を受ける
オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)は為替ヘッジを行わない投資信託です。保有資産の多くが外国株式のため、外貨建ての評価額が変わらなくても、円高になれば円換算した評価額は目減りし、円安になれば逆に押し上げられます。
これは基準価額の変動要因が2つあることを意味します。ひとつは投資先の株価そのものの値動き、もうひとつは為替の変動です。同じ「基準価額が下がった」でも、株価が下がったのか、為替が円高に振れたのか、それとも両方なのかで、受け止め方が変わってきます。
実際に円高で含み益が減った月
私自身、2026年7月にこれを実感しました。7月はドル円が急速に円高へ振れた月で、6月30日の162円67銭から7月31日には158円17銭まで、ひと月で約4円50銭・率にして約2.8%動きました。特に7月30日夜には、政府・日銀による円買い介入とみられる急な動きもありました。
一方で、オルカンの約6割を占める米国株(S&P500)は、この間ほぼ横ばいでした(6月30日の7,499.36から7月31日は7,489.72、-0.13%)。株価そのものはほとんど動いていないのに、含み益は前月より減少しました。これは、株価下落ではなく為替(円高)による目減りが主因だったことを意味します。
実際、この月は記録を公開し始めてから、含み益が前月を下回った最初の月になりました。日本株の急落も一部重なったが、オルカン内での日本株の比率は5%程度と小さく、影響の中心は為替だったとみられます。
mochi
為替は自分でコントロールできないものだから、動くたびに一喜一憂しても仕方ないんだよね。そういうものだと割り切って見るようにしているよ。
為替の影響は無視できないが、コントロールできるものでもない
この経験から言えるのは、為替の動きはオルカンの評価額に確実に影響するが、自分でコントロールできるものではない、ということです。円高が進めば目減りするし、円安に振れれば押し上げられます。どちらの方向に動くかを予測して売買のタイミングを計るのは難しく、狙って当てにいくものでもありません。
だからこそ、為替による一時的な目減りを見て慌てて売却するのではなく、長期で保有を続けるという方針自体は変えない、という考え方が現実的になります。7月に含み益が減った際も、投資行動を変えることはしませんでした。
mochi
円高の月もあれば円安の月もあるから、そのつど方針を変えたりはせず、淡々と続けているよ。
その後、円安方向に戻った月もある
為替は一方向にだけ動き続けるわけではありません。7月に進んだ円高は、8月に入ってからは円安方向に戻る動きも見られ、含み益も回復に転じています。詳しい数字は毎月の運用実績記事で公開しているので、そちらも参考にしてほしいです。
まとめ
- オルカンは為替ヘッジなしのため、円高で評価額が目減りし、円安で押し上げられる
- 2026年7月は急速な円高(158円台まで進行)が主因で、記録開始以来はじめて含み益が減少した月になった。この間、米国株はほぼ横ばいだった
- 為替の方向は自分でコントロールできないため、一時的な目減りで投資行動を変える必要はない
- 為替は一方向に動き続けるわけではなく、円高の後に円安へ戻る月もある
この記事を書いた人
mochi|大学時代にお金・投資に興味を持ち、ポイ活やFXで挫折。結婚を機に「本気で将来のお金と向き合おう」と一念発起し、変額保険を通じて投資信託と出会う。その後ネット証券で低コストのインデックスファンドと出会い、旧NISAを活用した本格的な長期投資をスタート。現在は新NISAも活用しながら、コツコツ資産形成中。「若い頃の自分に教えてあげたかった」という思いから、初心者にもわかりやすいお金・投資の情報を発信中。
※本記事は情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。



コメント